また、そばかすが増えちゃった
どうして私にはそばかすがあるの
そばかす消したい
とそばかすに悩む女性は多いですよね。
世界的大ヒットしたディズニー映画‘’アナと雪の女王‘’に出てくるアナにもそばかすがあります。
また、韓国の人気女優がそばかすメイクをしたことがきっかけで、そばかすが可愛いと、‘’そばかすメイク‘’が流行っているのは事実です。
しかし、実際にそばかすが顔にある人からすると、そばかすが濃くなり、増えていくことに対してコンプレックスを感じる女性が圧倒的に多いのも事実です。
今回、そばかすが増える原因について考えるために、
1. そばかすとは何か
2. そばかすが増える原因とは
3. そばかすを増やさない・薄くするためにできる対策には何があるのか
についてお伝えしていきます。
1. そばかすとは何か
そばかすとは何かとのことですが、実はそばかすは‘’シミ‘’の一種なのです。
シミと聞くと、年齢を重ねるごとに、顔に茶色く丸いものができるものを思い浮かべるかもしれません。
そばかすについてお伝えするために、シミについてお伝えします。
シミには、老人性色素班、肝斑、炎症後色素沈着、そばかすがあります。
私たちが思い浮かべるシミは、老人性色素班と呼ばれるものです。
それぞれのシミについてお伝えします。
① 老人性色素班
老人性色素班とは、シミの中で1番多いと言われています。
多くは30、40代から出現しはじめます。
色は茶褐色で、シミの境界線は明瞭で円形状のものが多いです。
老人性色素班ができる原因をお伝えします。
紫外線に浴びることで、メラニン色素が生成されるのですが、正常なターンオーバーでは徐々にメラニン色素は排出されます。
しかし、加齢やストレス、喫煙、飲酒、生活環境などさまざまな要因で、ターンオーバーが乱れ排出されなかったメラニン色素が長い年月肌に蓄積されて老人性色素班ができると言われています。
② 肝斑
肝斑は、頬を中心として左右対称に出現することが多いと言われています。
色は薄茶色で、老人性色素班と違いシミの境界線が不明瞭です。
30代以降の女性に多く、妊娠や出産を機に肝斑ができることが多いです。
経口避妊薬の使用でできることもあり、ホルモンバランスが関係していると言われています。
肝斑は、60代以降に自然と消失していき、目立たなくなります。
③ 炎症後色素沈着
炎症後色素沈着は、ニキビ跡や火傷、ケガなどの跡によりできるシミです。
炎症により一時的に色が濃く目立ちますが、自然と薄くなり消えていくことが多いです。
しかし、1年経過しても消失しない場合は、専門の医療機関を受診することをおススメします。
④ そばかす
ここで、本題のそばかすについてです。
そばかすは、幼少期に出現します。
薄茶色で数ミリの点が、頬や鼻周りに細かくできます。
思春期を迎える頃にそばかすはピークを迎えますが、20歳を過ぎる頃には徐々に目立たなくなると言われています。
そばかすは、白人に多く、黄色人種である日本人にできる人は色白な人が多いす。
また、そばかすができる原因として両親にそばかすがある場合、子供にもそばかすができることが多く遺伝が関係しています。
先程、そばかすは20歳を過ぎるころに徐々に目立たなくなるとお伝えしましたが、どうして、そばかすが増えたり、濃くなることに悩む女性が多くなるのかということを、次にお伝えします。
引用:炎症後色素沈着を治すには?シミやニキビ跡と何が違うの? | 美容皮膚科の町田マリアクリニック (maria-clinic.net)
2. そばかすが増える原因とは
そばかすは、老人性色素班が後天性なものであるのに対して、遺伝が原因となる先天性です。
しかし、そばかすが将来自然に薄くなるからといって、適切なケアや対処法を怠ると、後天性のシミになっていくのです。
具体的に言うと、紫外線対策です。
紫外線に浴びることで、シミの原因となるメラニン色素が生成されるとお伝えしました。
紫外線は365日、毎日私たちの肌に降り注ぎます。
日光が出ている時だけではなく、曇りや雨の日、室内でも窓ガラスから紫外線は降り注ぎます。
紫外線対策として、アームカバーや帽子、日傘、サングラスがありますが、代表的なものとして日焼け止めが挙げられます。
質問
あなたは日やめ止めを毎日塗っていますか。
また、日焼け止めに書かれているSPFやPAの数値について知っていますか。
女性は化粧をする割合が多く、化粧下地やファンデーションにUVカット効果が可能な成分が含まれているものが多いです。
しかし、日焼け止めをしっかりと塗る必要があります。
ここで、季節による紫外線量の変化を知ることで、毎日紫外線対策をすることの重要性についてお伝えします。
・日焼け止めを毎日塗る必要性について
まず、紫外線とは何かということですが、波長の長さによりUV-A、UV-Bがあります。
UV-Aは、日焼けの原因となるもので、UV-Aを浴びることで肌は赤くなります。
UV-Bは、肌が黒っぽくなり、シミ、やけどや皮膚がんとの関係性も認められています。
B波は直接日光に当たらないように注意することで、ある程度防ぐことはできますが、UV-Aは曇りの日や、ガラスも通過するため注意が必要です。
下の図はUV-AとUV-Bの月間の紫外線の変化量を表したものです。
引用:年間の紫外線量|日本ロレアル株式会社 (nihon-loreal.jp)
UV-Aは4~8月がピークとなりますが、他の月も高い数値の紫外線量が認められます。
また、UV-Bは10~3月は比較的少なく、日差しが強い5~8月がピークですが、一年中降り注ぎます。
このため、紫外線対策は一年中行うという認識が必要となります。
・日焼け止めに書かれているSPFやPAとは何か
SPFとは、UV-Bを防ぐもので、最大で50までの数値があります。
SPFは、日焼け止めなど何も塗らない状態では20分で日焼けをし始めることに対して、日焼け止めを塗った場合どの程度の時間日焼けをする時間を遅らすことができるかを示した数値です。
SPF30では、600分日焼けを防ぐことができる計算にはなりますが、実際のところは、個人差もあるため、目安として押さえておいた方が良いでしょう。
PAはUV-Aを防ぐもので、+表記されます。
最大で++++まであり、+の数が増えれば増えるほど効果は高くなります。
では、SPF50、PA++++の日焼け止めを塗れば良いのかというとそうではありません。
その場に応じた数値の日焼け止めを塗らなけらば、肌への負担が強くなり肌へのダメージとなってしまいます。
目安として
・日常生活の買い物、散歩であれば、SPF10、PA+程度
・屋外での活動や軽スポーツでは、SPF10~30、PA++程度
・海や日差しの強い中でのスポーツや活動では、SPF50、PA++++程度
と言われています。
ぜひ参考にしてみてください。
後天性のそばかすが出現しないように、しっかりとした紫外線対策が必要になります。
3. そばかすを増やさない・薄くするためにできる対策には何があるのか
紫外線対策以外の対策として、二つお伝えします。
①色素沈着を防止するなど、お肌に良いビタミンの摂取
②シミを薄くするスキンケア化粧品
①色素沈着を防止するなど、お肌に良いビタミンの摂取
ビタミンCは、シミに効果があると聞くと思います。
ビタミンCだけではなく、他にも美白に効果のあるビタミンがあります。
ビタミンの種類・肌への効果・含まれている食材についてお伝えします。
・ビタミンC
効果:メラニン色素沈着予防、抗酸化作用による肌のくすみ予防
食材:ピーマン、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、レモンなど
・ビタミンA
効果:肌に潤い・ハリを与える、ターンオーバーの促進
食材:レバー、チーズ、うなぎ、豚肉など
・ビタミンE
効果:抗酸化作用、血流の促し、ターンオーバーの促進
食材:ピーナッツ、アーモンド、ホウレン草など
サプリメントも豊富にありますが、日々の食材の中に少し意識して取り入れてみてください。
②シミを薄くするスキンケア化粧品
シミを薄くしたり消すために、ハイドロキノンという成分があります。
ハイドロキノンは、‘’肌の漂白剤‘’と呼ばれ、シミ治療に用いられます。
日本でも認可されており、配合量が高いものは専門の医師の処方が必要ですが、配合量によっては市販の化粧品にも含まれています。
ハイドロキノンの副反応として、肌のかさつき、痒み、赤みが出現する場合があります。
そのため、まずは、配合量の少ない市販のものから試してみるのも良いのではないでしょうか。
ここで、おススメしたいのが、アンプルール化粧品です。
先程お伝えした、副反応を少なくし、ハイドロキノンの欠点ともなる酸化しやすいという点を改良したもので、‘’新安定型ハイドロキノン‘’が配合されています。
1500円からトライアルキットも販売されており、試してみても良いのではないでしょうか。
万が一お肌に合わなかったとしても、安心の返金保証付きです。
さいごに
本来、そばかすは20歳頃になると、徐々に目立たなくなると言われています。
しかし、そばかすもシミの一種であるという認識を忘れずに、紫外線対策をしっかりと行う必要性があります。
冒頭でもお伝えしましたが、現代ではそばかすがかわいいとチャームポイントになっているのは事実です。
ストレスをため込むことは肌にも良くないため、あまり悩みすぎずにそばかす対策をしていただけたらと思います。