「あ、シミが出来てる。今までシミなんて無かったのに・・・」
鏡でシミを見つけるとショックですよね。
出来ることならシミとは、一生無縁でいたいと誰もが思いますよね。 一度できたら消すのが難しくメイクで隠すのも大変です。
・シミの原因や種類 ・出来てしまったシミの改善方法、予防
について、詳しく説明しています。
シミの原因とは
私たちを悩ませる元凶のシミ。 では、シミの定義とはそもそも何なのか気になりますよね。
シミとは、メラミンが皮膚の中に蓄積され酸化し お肌の色より濃くなって見える部分のことです。
ここで重要なのは、メラニンとメラノサイトという細胞です。
メラミン・・・・皮膚を守る黒色の色素 28日周期で体外へ排出(ターンオーバー) メラノサイト・・メラニンを作る細胞
詳しく説明すると、
1 お肌が紫外線や刺激を受ける
2 メラノサイトが肌を守るためにメラニンを大量生産
3 ターンオーバーが乱れる
4 メラニンが排出されない
5 メラニンが肌に蓄積される
6 シミになる
この順番でシミが出来ていきます。
ホルモンバランスが乱れることで、メラニンが大量生産されてしまい、 体外への排出が追い付かなくなることでシミの原因になります。
シミの種類
シミは、大きさやできる場所によって種類が変わってきます。 今回は主な4種類について詳しく説明しています。
1 日光性黒子(老人性色素斑) 2 肝斑 3 炎症性色素沈着 4 そばかす
1 日光性黒子(老人性色素斑)
おそらく私たちが一番悩まされているであろうシミの種類です。
・今まで浴びてきた紫外線の積み重ねでお肌に現れシミの形は不規則
・薄い茶色→濃い色に変わり他のお肌との境界線が目立つ
・顔に限らず手の甲や背中などの普段から紫外線をよく浴びる場所にできる
・40代くらいから出来始める人が多いが早い人は20代からお肌に現れる
2 肝斑
・上の日光性黒子と区別が難しいのが特徴で、頬骨にそって左右対称に現れるシミ
・女性ホルモンが関係しており、妊娠や出産により現れたり閉経すると改善する
3 そばかす
・遺伝性なものが多く子供のころからお肌に現れる
・頬から鼻にかけて小さな薄い色のシミがたくさん散らばっているもの
・思春期にピークをむかえ、紫外線を浴びると色が濃くなる
4 炎症性色素沈着
・日焼けやケガ、ニキビなどお肌が炎症した後に現れる
・シミに色むらがあり、時間がたつと薄くなる
・刺激や紫外線のダメージを与え続けるとシミの色が濃くなる
・世代や年齢関係なくお肌に現れる
シミの出来始めは要注意
お肌にうっすらとくすんだ斑点が現れたらシミの出来始めのサインかもしれません。
シミがお肌に現れるまで10年~20年かかるといわれていて 私たちは、20代までに一生で浴びる紫外線のうち半分を浴びています。 10~20代に浴びて蓄積されたメラニンが長い年月をかけてお肌に現れてくるんです。
つまり、今お肌に現れたシミは 10年以上前に浴びた紫外線で これからどんどんシミが現れる前兆でもあるのです。
一度出来てしまったシミはそう簡単には消えてくれません。
運動会やプール授業、外での部活動など学生時代は紫外線を浴びる機会が多いです。 私も1年前に海で日焼けした跡が今でもくっきりと残っています。 消えないほどの大きなダメージを皮膚に与えていたと思うと反省です(笑)
でも諦めないでください。
出来始めのシミは色もまだ薄く、これからしっかりとケアしていけば大丈夫です。 簡単なことではありませんが、今まで無理をしてきたお肌を優しくいたわってあげましょう。
シミが出来た今こそ、ケアのはじめ時なのです。
出来てしまったシミのケア・対策
一度出来てしまったシミは改善するまでに時間がかかり簡単ではありません。 ですが、毎日のスキンケアを丁寧にすれば少しずつ効果は現れます。
1 毎日のスキンケア 2 日焼け対策
この2つがとっても重要になってきます。
1 毎日のスキンケア
出来てしまったシミも シミ予備軍にもスキンケアは大切です。
・クレンジング ・洗顔 ・保湿
この3つのスキンケアについて紹介しています。
クレンジング
メイクをする私たちにとって必要不可欠なクレンジング。 そのクレンジングのやり方によってはシミを作る原因になるかもしれません。
手で ゴシゴシ と強くこすると肌への刺激になり メラニンがたくさん作られてしまいます。 優しく、くるくるとできるだけ肌をこすらないようにするのがポイントです。
私は、温感のクレンジングオイルをお風呂の中で使っています。
洗顔
洗顔は、ふわふわの泡洗顔に勝てるものはないと思っています。 泡立てるのは、正直めんどくさいですが お肌を直接触らないのは摩擦レスですのでシミだけでなく美肌にも効果抜群です。
今は泡立てネットなど便利な道具もあるのでぜひ活用してみてください。 私は100均の泡立てネットを愛用しています。
洗顔をしない方は、ホットタオルを顔にあててふき取り化粧水で コットンオフするだけでもお肌にはとてもやさしいです。
保湿
私はたくさんのそばかすとシミに悩まされてきました。 個人的に効果を感じられたのは次の手順で保湿ケアした時です。
1 導入化粧水
2 顔パック
3 顔パックで使ったシートの表面に美白乳液をたっぷりぬってお肌のほうにひっくり返して10分放置
4 シートに残っている乳液を顔に伸ばして、軽くティッシュオフ
今も完全には消えていないですが 全盛期に比べると シミの色が薄くなってきてナチュラルメイクでも あまり気にならない程度にはなりました。
2 日焼け対策
シミの1番の大敵は紫外線でしたね。
実は外出していなくても、紫外線を浴びてしまうんです。 家の中にいても窓を通して紫外線は入ってきます。 屋内で過ごすときも日焼け止めを塗ったほうがシミ対策になります。
また、冬や曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。 朝のスキンケアに日焼け止めを塗るまでを習慣づけましょう。
メラニンを大量生産させないことがシミ予防につながります。
今までの方法はシミが薄くなったと効果を実感するのは、長い時間と手間がかかります。なので、手っ取り早くシミを取りたい方は美容皮膚科や美容外科でのレーザー治療などの方法もあります。
中には、皮膚科での処置が必要になってくる場合もあります。 心配な場合は一度皮膚科へ相談してみてください。
マスクがシミの原因に?
コロナ渦の今、マスクをして過ごすことが多いですよね。 マスクをしていることでお肌が刺激を受けシミが出来やすくなってしまうんです。
マスクで頬がこすれてしまい、刺激でメラニンが作られてシミの原因になります。 そして、マスクはお肌の乾燥の原因にもなりシミへのダブルパンチです。
でも、今の世の中マスクなしで生活していくのは無理ですよね。
そこで 摩擦を少しでも抑えたマスク生活が重要になってきます。
シミを防ぐマスク生活
マスクを選ぶ時から、つけている時までシミ対策のためにできることを紹介します。
・立体タイプのマスク ・コットン100%やシルクなどお肌に優しい素材 ・マスクシートを使用 ・定期的にマスク内の換気 ・マスク内の湿気をとる ・マスクが当たる部分は乳液を重ね塗りする
この6点に気をつけていればマスクジミの予防は効果抜群です。
マスク内の湿気は、トイレに行ったときに化粧直しのついでにティッシュオフすると人目も気にならないですね。
ほんの少しの習慣でシミ対策につながるのでぜひやってみてください。
まとめ
切っても切り離せないシミの悩み。
・シミは種類があって多くの人が悩んでいるのは日光性黒子 ・多くのシミの原因は紫外線 ・シミが出来始めたら他にもシミが現れるサイン ・シミはお肌のスキンケアと日焼け対策で改善、予防できる ・マスクの形状、素材はお肌に優しいものが良い
一度出来てしまったシミは簡単には消せませんが、丁寧にケアしていくことで必ずお肌は改善してくれます。
日焼け止めは季節や場所関係なく毎日塗ったほうがお肌へのダメージが少ないです。 出来るだけこまめに塗りなおしてください。効果があがります。
私もそばかすが改善するまで1年以上かかりました。 効果を感じるまでに時間はかかりましたが、お肌は手をかければ改善してくれます。 今は、これ以上色が濃くならないように、日々 お肌を刺激から守っています。
お肌にシミを見つけても、手遅れだなんて思わないでください。 今からシミ対策を始めたら10年後、20年後のお肌が変わります。
毎日の積み重ねが大切ですので出来ることからはじめていきましょう。