下町の東京荒川区にはミニチュア調理器具を作る「ドールハウス ミニ厨房庵」があります。
ドールハウス ミニ厨房庵ではミニチュア調理器具を職人が全て手作りで作っているので世界から絶賛されています。
ひとつひとつをとても丁寧に手作りしているミニチュアの世界なので心癒されます。
ドールハウス ミニ厨房庵でハンドメイドのミニチュアを制作している職人は誰なのか?
知られざるその職人の素顔に迫ります!
ミニチュア調理器具職人は誰?
ドールハウス ミニ厨房庵でミニチュア調理器具を制作している職人は、「ドールハウス作家 河合行雄さん」と、奥さんの「河合朝子」さん。
そして、長女の「河合あさみさん」の3人で助け合ってミニチュア調理器具を制作しているのです。
ショップの奥にミニチュア調理器具を制作している工房があるのです。
ミニチュア調理器具職人の河合行雄さんはアパレル会社に勤めていた頃に家業の金属プレス工場を継いだのですが、
奥さんは趣味であったドールハウスを本腰を入れて取り組むために教室に通って学ばれていたのです。
そんな時に、銅製の本物に近い鍋の作成依頼があり、ミニチュア調理器具制作に挑戦してみたのです。
ドールハウスの作成素材に金属を使うのは日本では初めての試みであったことが大きな注目を集めたため、
ミニチュア調理器具職人の河合行雄さんの元に注文が殺到するようになったのです。
その勢いの波に乗り、この方法でミニチュア調理器具を作る仕事を夫婦で始めたのが2005年に始めた
「ドールハウス ミニ厨房庵」だったのです。
ミニチュア調理器具が本格的に職人により制作・販売されるようになり、
美術大学を卒業後に長女のあさみさんも職人に加わり、今は3人が職人としてミニチュア調理器具を制作しています。
職人はミニチュア調理器具は完成するものであり、形のあるものであるため本当にやりがいを感じていて、こだわりの製品に愛情を注いでいます。
ミニ厨房庵職人のこだわり
ミニチュア調理器具職人の奥さんの河合朝子さんはなぜドールハウスのミニチュアの世界に興味を持ち、学び飛び込まれたのでしょうか?
ドールハウスには楽しみがたくさんあり、主に「集める楽しみ」と「作る楽しみ」の楽しみがあります。
ミニチュア調理器具職人はどちらの楽しみも感じて作品制作に取り組んでいるのですが、職人はドールハウスの奥深さや人の心の中の
懐かしさや愛おしい気持ちなどを揺り動かせるミニチュア調理器具に心を奪われたのです。
ただ単に小さな小さなミニチュア調理器具の模型を作るということじゃなく、現実をミニチュアの世界にすることによって広い視野で
大きな世界が見えてくることがあるのです。
明日へ生きる希望や生きている感動する心、感謝する心といったことが、ミニチュア調理器具の作品から手触りで引き寄せられてくる
神秘の光があるのです。
だから、職人はミニチュア調理器具から熱いミニチュア調理器具の世界観を共有したいとこだわりの作品を制作しているのです。
まとめ
ミニチュア調理器具職人は荒川区という下町から世界へ向けてというコンセプトが実現し、アメリカなどの海外からも注目を集め、
数々の展示会に出展し、ものづくりJAPANの代名詞を獲得するべく世界へ発信を続けてらっしゃいます。
「目指す未来は、イギリス、メアリーの国」と熱い情熱を注がれているのです。
ミニチュア調理器具職人がミニチュアの世界から作り上げる大きな世界に注目していきたいですね。