きれいな肌って憧れますよね。
肌が荒れていると自分に自信がもてなかったり、気分が下がってしまったりする人が大半ではないでしょうか。
どうして自分の肌は荒れているの?治し方を知りたい!と考えている方はぜひご覧ください。
自分の肌荒れはどれに該当する?肌荒れの種類と原因!
ニキビ・吹き出物
ニキビは皮脂分泌が盛んな思春期だけでなく、大人になっても起こるものです。
ニキビは毛穴を塞ぐように角質がたまると、本来出ていくはずの皮脂が毛穴の中につまり、ニキビ菌が過剰に繁殖してニキビになってしまいます。
ニキビ菌は誰もが持っている常在菌。
角質がたまる、過剰な皮脂、ニキビ菌の3つがそろって初めてニキビになります。
過剰な皮脂分泌には、ストレスや乾燥、食生活の乱れなど原因は様々です。
乾燥
肌の水分をキープできていない状態です。
表皮の薄い日本人は特に乾燥しやすいといわれています。
肌を乾燥させる要因として、
・洗いすぎ
・日焼け
・保湿のお手入れができていない
・食生活の乱れ
・刺激の強いクレンジング
・アレルギー
・加齢
などが挙げられます。
毛穴
目立つ毛穴の悩みは大きく分けて4つです。
・開き毛穴
皮脂分泌量が多く、毛穴が大きく開きます。
・黒ずみ毛穴
毛穴の皮脂が参加して黒ずみます。
・たるみ毛穴
加齢により肌がたるんで毛穴が目立ちます。
・乾燥毛穴
乾燥によって肌がしぼみ、毛穴の影が黒く見えます。
肌荒れを治すにはやっぱりスキンケア!
トラブルのない健康な肌への道はやっぱりスキンケア。
種類別に解説していきます。
ニキビ・吹き出物
①ゴマージュやピーリング
手軽にできて効果的なのが、ゴマージュやピーリングです。
粒子の細かいゴマージュは不要な角質を穏やかに取り除き、肌をなめらかにしてくれます。
また、年齢とともに角質はたまりやすくなるので、角質ケア作用のある化粧品を日常的に取り入れましょう。
②洗顔を見直す
ニキビができやすい人は、もともとニキビ菌の量が多いといわれています。
ニキビ菌を過剰に繁殖させないためには、洗顔で肌を清潔に保つことが大切です。
皮脂分泌の多いTゾーンや生え際は特に念入りに、洗い残しのないようにしっかりとすすいでください。
③ビタミンB2、B6のサプリメントを摂取する
脂質の代謝を促し、免疫力をアップして肌荒れを予防するビタミンB2、B6のサプリメントを摂取しましょう。
これらはニキビの原因となる皮脂分泌をコントロールしてくれます。
サプリメントは効果が現れるまで時間がかかるので、毎日忘れずに摂取しましょう。
④硫黄やアルコール入りの専用コスメを使う
殺菌作用や角質を柔軟にする効果のある硫黄や、脱脂効果の高いアルコール入りの化粧品を取り入れてみましょう。
これらは皮脂を取り除く作用が強いので、ニキビ部分にだけ使うようにしましょう。
乾燥
①保湿化粧品を通常の倍使う
どうにも肌が潤わないときは化粧水、美容液、乳液、クリームすべてたっぷりと使用しましょう。
スキンケア後、ティッシュを肌に当てると油分でティッシュがしめるくらいを目安に使用してみてください。
それでも乾燥が治らない場合は、通常のスキンケアはお休みにして、ワセリンで肌を守ってあげましょう。
②洗浄力の優しいクレンジングにかえる
肌がひどく乾燥してしまうと、洗顔やクレンジングで潤いが流出しやすくなってしまいます。
メイクを落とした後、肌がつっぱったり、すぐにカサついてしまう場合は、洗浄力の優しいクレンジングにかえてみましょう。
潤いが適度に残るクリームやミルクがおすすめです。
毛穴
皮脂をきちんと落とす石鹸や酵素入りの洗顔料で、朝晩しっかり洗いましょう。
また、肌がテカると余計毛穴が目立って見えるので、あぶらとり紙でこまめにケアしましょう。
皮脂や汚れを吸着して取り除くクレイや酵素入りのマスク、ピーリングもおすすめです。
「健康な肌」ってどういう肌?
「肌荒れのないきれいな肌になりたい!」と思うなら、上記のスキンケアも含めて「健康な肌」を目指しましょう。
健康な肌はトラブルを寄せつけません。
5つのポイントを見ていきましょう。
①「水分と油分」のバランス
肌が潤っていることは、健康な肌の条件といえます。
この潤いの元になるのが水分であり、キープするのが油分。
生まれたときが水分量のピークといわれており、あとは減る一方です。
水分量は20%が理想の値とされています。
油分とは、皮脂とセラミドなどの細胞間脂質、角層の中で水を抱え込む物質の3つをさし、これらをバランスよく含むことが大切とされています。
②「弾力」がある
触れた時に押し返す力を感じられるのが弾力のある肌です。
弾力のない肌は押し返す力がないので、寝跡などがつきやすく、重力にも逆らえません。
そのため、弾力のない肌はどんどんたるんでいきます。
③「キメ」が整っている
キメが整うは、皮溝とよばれる谷と、皮丘とよばれる山の落差がほどよくある状態のことです。
キメが整った肌は、柔軟性があって潤いを保持する能力が高いです。
④「ターンオーバー」が正常である
ターンオーバーとは、表皮がどんどん新しい細胞に入れ替わっていくことです。
人間の肌は28日周期でどんどん細胞が生まれ変わりますが、一般的に20歳を境に28日からどんどん遅くなっていきます。
すると、水分を抱え込む力がなくなり、古い角質が表面にたまり、肌が乾燥したり、シミやくすみが発生したりします。
⑤「栄養」がいきとどいている
肌の『素』になるのは、なんといっても食べ物です。
摂取した栄養を動脈が肌のすみずみまで運び、そしていらなくなった老廃物を静脈が回収することで、肌の細胞は育ちます。
正しい食事をして、適切な筋肉量を保持することは、健康な肌にとってとても大事なことです。
ホルモンを味方につけよう!
「ホルモン」と呼ばれるものは、たくさんの種類があります。
その中で女性にとってもっとも身近であり、大きな影響を受けているのが女性ホルモンです。
女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があり、この二つの分泌量の変化によって、肌の調子や脂肪や水分の代謝にも関係しています。
卵胞ホルモンには、肌の水分量を上げたり、コラーゲンの生成を促してハリをよくしたりする美肌効果があり、皮下脂肪を蓄えて妊娠に備えるなどの作用があります。
黄体ホルモンの影響は、皮脂分泌が盛んになり、ニキビができやすい状態になります。
生理前の不安定な時期にはこの黄体ホルモンの影響が大きいといわれています。
肌のスキンケア、よい睡眠で調子のいい肌へと導いてあげましょう。
質のよい睡眠をとるには
規則正しい生活を送り、睡眠ホルモンの原料となるたんぱく質を積極的にとることに加え、リラックスして眠りにつくことが大切です。
GOOD!
寝る前のOK!な行動
・暗めの照明
・温かい飲み物
・ストレッチなどの軽い運動
・浴槽にゆっくりと浸かる
BAD!
寝る前のNG!な行動
・スマートフォンやパソコン
・明るい光
・カフェイン入りの飲み物
・汗をかくほどの激しい運動
眠りにつく2時間くらい前から、興奮するようなことは避けましょう。
リラックスできず、たとえ眠ったとしても質のよい睡眠にはなりません。
寝る前は、アロマを焚いたり、お気に入りの本を読んだり、自分にとってやすらぐ時間を作りましょう。
まとめ
普段のスキンケアや睡眠を見直し、健康な肌になってくると、自信がついたりイライラしなくなったりなど、メンタル面にも嬉しい効果があります。
原因ごとに対策をしっかり行い、ぜひ素敵な毎日を送りましょう。