“龍神”という神様の名前をみなさんは聞いたことがありますか?
きっと一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
私も、実際のところは、実家の近くのお寺の池にある小さな祠に祀られていたような気がするなというくらいの認識でした。
そこで今回は、
・龍神がどんな神様なのか
・どんなご利益があるのか
・ご利益を得るためにやるといいこと、良いスポット
を具体的に紹介していきたいと思います。
1.そもそも龍神って...?
まず、龍神とは天地を自由に動き回り、雲を動かし、風や雨を地上にもたらす霊力を持った守護神として考えられています。
神様なので数え方は一柱、二柱と数えます。
古代中国の頃からすでに信仰されており、中国の王朝では龍=皇帝の象徴という考え方がありました。
龍の存在自体が日本に伝わったのは弥生時代前後と言われていますが、神として認識されるようになったのは平安時代前後です。
主に龍神は雨をもたらすと考えられていたので、雨乞いの儀式の際に龍神を祀り、祈っていました。
2.龍神にも種類がある。それぞれのご利益は?
龍神は古来から信仰されているので、その種類にも様々な考え方、分類の仕方があります。
今回は、五行説の考えを元に紹介しますね。
五行説とは、古代中国の頃から始まった自然にまつわる哲学の思想です。全てのものは5つの要素(火、水、木、金、土)からできているとされる説で、この5つが世の中のものを全て構成し、成り立っているという思想になります。
この五行説に対し、それぞれ青龍、白龍、赤龍、黒龍、金龍と言われている龍神が存在します。また、それぞれが祀られる方角というのも決まっています。
★青龍→五行説「木」、方角は東。ご利益は、芸能や芸事の成長、就業成就。
東は春を象徴し、青龍は樹木や風を司っています。
★白龍→五行説「金」、方角は西。ご利益は、金運、結婚運、飲食関係。
西は秋を象徴し、白龍は金属を司っています。
★赤龍→五行説「火」、方角は南。ご利益は、勝負運、活力を与える、努力が実る。
南は夏を象徴し、赤龍は夏の太陽のように人々に活力を与えると言われています。
★黒龍→五行説「水」、方角は北。ご利益は、健康運、夫婦円満、家庭円満。交友関係を良好にしてくれます。
北は冬を象徴し、黒龍は水の流れのように、周囲の関係を円滑にしてくれます。
★金龍→五行説「土」、方角は中央。ご利益は、財運、金運、家庭の運気上昇。
土用(二十四節気中の立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間)を象徴し、金龍は大地と豊穣の神でもあるので、強い底力を構築し、導いてくれます。
3.実際にご利益を得るためにやるべきこと、良いスポット
では、ここまで見てきたご利益を得るためには実際何をするのがいいのでしょうか?
また、実際に行くといいスポットなども気になるのではないでしょうか。
★置物をする
風水にちなんで置物をするといいと言われています。
金運、出世運に関係する金色を選ぶのがいいでしょう。
方角は、北か東に置くと、水の流れのように運気を運んできてくれます。
★開運スポットに出かけてみる
実際に龍神が祀られている神社などを訪れて、お参りをするのも効果があります。
今回は、都心からでも行きやすい神社を3つほど紹介します。
田無神社(たなしじんじゃ)
西東京にある五つの龍神がお祀りされている神社です。
上で挙げた五つの龍神が揃っているので、全国屈指のパワースポットであり、様々なご利益があるとされています。
数多くの芸能人やスポーツ選手も参拝しているそうですよ。
願い事、ご利益ごとに色を選べるお守り、塩が販売されています。
特に、五龍神守は、カラフルでかわいらしいデザインです。
公式サイトにも掲載されているのでぜひ一度ご覧ください。
また、龍神以外の神様も数多く祀られているので、より多くのご利益を得られる機会があります。
住所:東京都西東京市田無町3-7-4
アクセス:西武新宿線「田無駅」北口より徒歩6分
九頭竜神社(くずりゅうじんじゃ)
神奈川県、箱根にあります。九頭龍大神という9つの頭を持つ芦ノ湖の守護神である龍神が御神体として祀られています。
元々は里で暴れていた毒龍だったそうなのですが、奈良時代に、箱根大神の神力を得た万巻上人(まんがんしょうにん)がこれを退治し、芦ノ湖に祀ったのが初めとされています。
そのため、今でも、毎月13日には、米、酒、スルメ、卵の四品が、九度に分けて、芦ノ湖の中の九頭龍大神にお供えされる「湖水神事」が執り行われています。
九頭龍大神は、主に商売繁盛、金運守護、心願成就、良縁成就等に特にご利益があると言われています。
恋も仕事も人生も結んでくれるという九頭龍えんむすび御守が人気があります。
住所:本宮:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 九頭龍の森内
新宮:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
※本宮は、祭典日以外は九頭龍の森への入場料が別途600円かかります。
戸隠神社(とがくしじんじゃ)
長野県にある神社です。ここにも九頭龍大神が祀られています。
戸隠神社自体が創建2000年と言われ大変歴史のある神社なので、いつからこの龍神が祀られているのか分からないそうですが、元々土地神様として信仰されていました。
こちらの九頭龍大神は、雨乞い、縁結びの他にも虫歯にもご利益があると言われています。
奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社と五社あり、とても大きな神社です。
奥社と九頭龍社までは2kmほど参道を歩くしか交通手段がないので、ご注意ください。
実際に歩いたことがありますが、とても空気が良くて、森林浴をしながらゆっくり歩くと、リフレッシュにもなるのでいいですよ。
また、戸隠といえば蕎麦がとても有名です。神社の周りにもお蕎麦屋さんがたくさんあるので、参拝後に休憩を兼ねて立ち寄ってみるのも楽しいと思います。
住所:長野県長野市戸隠3690
アクセス:北陸新幹線 長野駅下車、アルピコ交通バスで約1時間、「戸隠奥社入口」下車
※冬季はバスが戸隠スキー場行きになるので奥社に止まらないそうです。
まとめ
龍神がどんな神様なのか、どんなご利益があるか、少しはお分かり頂けたでしょうか?
今回ご紹介したご利益を得る方法は、日常生活の中でも取り入れやすい方法かと思いますので、ぜひ少し意識してみるとあなたにいい運が舞い込んでくるかもしれませんよ。パワースポットも、都心から比較的アクセスしやすい場所をピックアップしたので、一度訪れて龍神の力を感じてみてください。
少しでもあなたの開運に繋げられる事ができたら幸いです。
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