子供の頃から悩んでいたそばかす。
「そばかすのある女の子って、肌が汚く見られるよね」
「このそばかすがなかったらよかったのに」
とそばかすにコンプレックスを抱えているあなたへ。
そばかすはチャームポイントにもなり、実はかわいいと思われることも多いという事実をお伝えします。
そばかすに悩みを抱えず、その悩みを自分のチャームポイントとしていかしていくために、
・そばかすってなに
・そばかすがチャームポイントに
・そばかすをかわいく見せる、メイクのポイントとは
をお伝えしたいと思います。
そばかすってなに
あなたは、‘’赤毛のアン‘’という名作をご存知でしょうか。
想像力豊かで、とても賢く、自分の意思をしっかりともっている主人公のアン。
そんなアンにも頬にそばかすがあります。
そばかすを男の子にからかわれることもあり、アンはそばかすに悩んでいました。
また、宮崎駿監督の映画、‘’耳をすませば‘’。
主人公である月島雫の親友、原田夕子にもそばかすがあります。
そして、夕子はそばかすが増えることを気にして、紫外線対策をしっかりとしているのも印象的です。
アニメの世界の女の子も悩むそばかす。
周りの人は「そばかすなんて気にしすぎよ」と言うけれど、そばかすがある人にとっては気になり、悩みの時期はあったかと思います。
今回、そばかすについてお伝えしていきます。
そばかすとは
そばかすとは、頬を中心に、薄茶色の2、3ミリ程度の細かな点が広がるものです。
そばかすという名前の方が広く使われていますが、正式名称は‘’雀卵斑(じゃくらんはん)‘’と言います。
漢字の通りで、そばかすはすずめの卵の殻模様に似ていることから、この名前がつきました。
そばかすは、欧米人に多い白人に多く、黄色人種である日本人では色白の人に多く見られます。
欧米人と比較して日本人の方がそばかすは少ないとも言われています。
年齢は、幼少期から出現し、思春期の頃に色が濃くなることも多く、目立つようになります。
両親にそばかすがあることが多く、遺伝的要因が強いと言われています。
そばかすは、シミの一種です。
そばかすがどのようにできるのかということですが、シミと同様です。
通常であれば、紫外線に当たることで、メラニンが生成され、ターンオーバーにより生成されたメラニンが排出されます。
しかし、ターンオーバーの乱れにより、正常に排出されずに肌に蓄積され、シミやそばかすになっていきます。
そのため、そばかすを増やさない、濃くしないために、シミ対策と同じく、紫外線対策や規則正しい生活、ストレスを抱えないこと、ビタミンCが豊富な果物や野菜をとることが大切になってきます。
どうしてそばかすがコンプレックスに繋がりやすいのか
先ほど申し上げたように、日本人ではそばかすのある人が少ないため、そばかすが顔にあると目立ってしまうこともあります。
また、色が濃く、広範囲なそばかすがあることで、透明感がなく、くすんで見えてしまう場合もあります。
日本人ではそばかすをコンプレックスに感じる人が多い傾向はありますが、実は欧米人ではそばかすは‘’かわいい‘’、‘’明るい‘’、‘’健康的‘’などチャームポイントとして捉えられることが多いです。
次に、そばかすがチャームポイントになる理由をお伝えします。
そばかすがチャームポイントに
欧米人に多いそばかすですが、欧米ではそばかすはめずらしいものではありません。
余談になりますが、欧米では、日本では考えられない数週間にわたる長期有給休暇を取り、夏のバカンスを楽しむ風習があります。
そのため、日に焼けている人ほど、‘’バカンスを楽しんでいる‘’、‘’健康的‘’という考え方があり、日に焼けていない白い肌を逆に批判する傾向があり、日本の考え方とは少し変わります。
そばかすメイクに火をつけたのは、韓国です。
外国人みたい、色素が薄くて透明感がある、無邪気なかんじでかわいい、健康的、ハーフみたいと、韓国では、芸能人がやり始めたそばかすメイクが大流行しています。
そのそばかすメイクが日本でも流行り、‘’そばかすメイク‘’と調べれば、色々な人がやっている写真が出てきます。
ここで、あなたが感じているそばかすについてですが、
このままコンプレックスとして隠していきますか。
それとも、今話題のそばかすメイクのようにいかしていきますか。
次に、メイクについてお伝えしていきます。
そばかすをかわいく見せる、メイクのポイントとは
そばかすを隠すメイク術
もし、そばかすを「やっぱり気になり少しでも隠したい」とお思いでしたら、こんな方法があります。
そばかすを‘’消す‘’ために、ついつい厚く塗りがちなファンデーションですが、反対に老け顔に見られてしまいます。
そのため、‘’消す‘’ではなく、‘’自然に隠す‘’というつもりで、メイクをしていきます。
化粧下地
化粧下地についてお話します。
化粧下地とは、ファンデーションをつける前につけるものです。
化粧下地を塗ることで、毛穴の目立ち防止や、くすみやシミを隠す役割があります。
また、きれいな肌状態を維持し、化粧崩れを防ぎます。
まずは、化粧下地の選択です。
光が拡散するようなツヤが出るタイプの化粧下地を付けます。
そばかすの色を目立たなくするために、日本人の肌の色に馴染むオレンジや黄色系の色を選択するのがおすすめです。
ツヤと色を意識することで、下地を付けた段階で顔全体の色が整う効果が出てきます。
コンシーラー
コンシーラーとは、ファンデーションだけではカバーできない、ニキビ跡・クマ・シミ・くすみなどによる気になる色むらを、部分的にカバーするためのものです。
コンシーラーには、さまざまなタイプがありますが、一つ一つの細かなそばかすをカバーするために、ペンシルタイプのコンシーラーがおすすめです。
コンシーラーの色もそばかすよりも明るめの色ではなく、そばかすと自分の肌の色の中間などやや濃いめの色を選びます。
オレンジや黄色系のものにすると、自然な状態でそばかすを隠しやすくなります。塗り込むというよりは、そばかすに軽くたたきこむように塗るといいです。
ファンデーション
ファンデーションとは、紫外線や外部の刺激からお肌を守る役割とともに、肌全体の色を均一にする役割があります。
厚塗りにならないよう注意は必要ですが、カバー力のあるリキッドファンデーションを塗った後に、仕上げとしてツヤの出るパウダーファンデーションを塗り色の調整をすることで、そばかすが目立たなくなります。
そばかすを隠すメイク術として、
・化粧下地でツヤが出るタイプを選ぶ
・コンシーラーはそばかすの色よりも濃いめにする
・ベタベタと厚塗りにならないようにする
自然なかんじで隠れると思うので、ぜひ試してみてください。
そばかすを可愛く活かすメイク術
そばかすと聞くと、‘’外人の可愛い女の子‘’というイメージが多くありますが、今回そのイメージになるようなメイク方法をお伝えします。
ポイントは、ナチュラル感と健康的なかんじを出すことです。
明るく元気で、自然な素肌感が出るようにしていきましょう。
スキンケア
肌にうるおいを与え、透明感やハリを持たせるためにスキンケアは大切です。
まずは、スキンケアで、そばかすによるくすみを取り、透明感のでるスキンケアアイテムを使用します。
保湿がたっぷりとできるなど、乾燥対策も大切です。
コンシーラー
そばかすがは色白さんに多いとお伝えしましたが、自然な色白の肌にするために、ピンクも混ざっているパープルの色味を選ぶといいです。
ピンクは血色を良く見せ、美しい肌に。
パープルは肌に透明感を与えます。
ファンデーション
自然な素肌感をだすために、そばかす部分だけが厚塗りにならないように、顔全体に均一に塗ることが大切です。
アイメイク
アイメイクをすると、目が大きく見えます。
目の大きさと、魅力の関係は比例しているようです。
そこで、アイメイクの方法についてお話します。ブラウンやオレンジ系の色味を選択し、自然で優しい印象を作りましょう。
きっちりとアイラインを引き、きつめな目元を作るよりは、アイラインは引かずに、アイシャドウでまぶたにポンポンとぼかすように塗ると、優しい目元が作れます。
チーク
チークは、血色を良く見せ、頬を立体に見せる役割があります。
健康的で元気な印象を作るために、オレンジ系の色を横長にふんわりとのせます。
鼻にもサッと塗ってみても可愛いですよ。
そばかすを可愛く活かすメイク術として、
・くすみや透明感のでるスキンケアをする
・自然な色白の肌にするために、コンシーラーはピンクよりのパープルを選択する
・ファンデーションは自然な素肌感にするために厚塗りは避ける
・ポイントメイクは、オレンジ系で日焼けしたような健康的な色を作る
自分のそばかすを可愛くいかしてみてください。
さいごに
「そばかすが気になり、どうしても消したい」という人は、皮膚科へ行くと、レーザー治療でそばかすを取ることもできます。
また、‘’肌の漂白剤‘’と呼ばれる、そばかすを薄くすることができるハイドロキノンという成分が入っている化粧品もあります。
ハイドロキノンは皮膚科で処方されるものもあれば、配合濃度が低いものであれば、市販でも購入できるものもあります。
しかし、今はそばかすのあるメイクが流行っているくらいなので、そばかすを隠さずに、いかしたメイクを試してみてはいかがでしょうか。
外国人風のかわいい顔に、メイク一つでできるかもしれません。